吉野葛製造事業協同組合(食品製造業)
【活動内容】
吉野葛製造事業協同組合は、奈良県の吉野葛製品製造事業者で構成された団体で4社の組合員で組織された団体です。 組合員が取り扱う「吉野本葛」は、葛根から採取した葛澱粉を原料とし、奈良県の吉野地方およびその周辺地域で製造または加工(少なくとも精製加工を行うものに限る)された葛澱粉のことで、混じりっけのない真っ白な本葛で作った料理やお菓子は、なめらかな口あたり、上品な透明感と艶が特長で、全国の有名料亭にもご使用頂いております。 地域ブランドを適切に保護するため、平成19年7月に特許庁より「吉野本葛」「吉野葛」に関して地域団体商標の登録許可を頂き、組合員全員が品質向上に日々努力し、他の商品との差別化に取り組み、よりよい商品を製造・販売しています。
【業界の仕事内容】
葛(くず)はマメ科の植物で、葛粉はその根を掘り起こし、砕き、冷たい空気と水に何度も晒(さら)して仕上げます。1Kgの葛の根から、美しい白色の葛粉になるのはわずか100g。風邪薬として有名な葛根湯に使われていることでもわかるように、葛にはさまざまな薬効があることが知られています。 しかし実は、この葛粉、製造プロセスを合理化してしまうとただの澱粉(でんぷん)になってしまいます。葛の魅力を生かすには、微量な成分を残しながら仕上げる職人の手業が求められます。
【所属組合】
吉野葛製造事業協同組合
株式会社 井上天極堂
和の豊かさと健やかさを伝えるため、吉野本葛、冷凍野菜ペースト、ナチュラルリーフ等、いずれも安心・安全な商品を製造しています。また、和食材を製造し業務用として販売するだけでなく、自社店舗やネットを通じて直接お客様(消費者)に販売もしています。
業種製造業
住所御所市 戸毛107