29当社では同業他社に先駆けて地上型レーザースキャナの導入やドローンによる空中撮影写真から3次元地形モデルを作成する等、3次元地形データ・モデル作成技術の習熟に努めていたが、年々高度化する市場の需要に対して部分的にしか対応出来ず、工程の長期化や高コスト化せざるを得ない場面があった。技術革新により機材の小型化も進み、平成28年にレーザースキャナ搭載型のドローンが実用化・市販化された。当社のデータ収集・加工・作成・ドローン操作技術を複合的に活用し、現状では困難だった要望にも対応可能となる為、本事業においてこの最新機種を導入し、3次元データ取得事業の新展開を狙う。また、作業効率が飛躍的に向上。急傾斜地や砂防河川等の急峻な山間部においても作業員の安全性を確保しつつ大幅な作業時間の短縮が可能になり、現場に応じてコスト・日数などを加味した最適な測量方法の提案が可能となった。事業の背景事業の成果〈事業計画名〉 レーザースキャナー搭載型ドローンによる3次元地形モデル作成事業政府推奨の3次元測量への対応力強化平成27年に国土交通省よりICT技術を活用して土木分野の生産性向上を狙う「i-Construction」の推進が発表され、「設計前の測量」「施工前の起工測量」「施工後の出来形測量」「維持管理の定期測量」の各段階で3次元測量を実施する事が求められており、効率的な3次元データを取得する測量分野において新たな市場が発生している。測量手法の開拓による事業の充実本事業において、最新型のレーザースキャナ搭載型ドローンを導入。これにより3次元地形データ取得方法に新たな選択肢を提案する事が可能となり、これまで対応が難しかった建設業者からの受注や、元請けでの中規模かつ樹木等の植生がある状態での3次元測量の受注が可能となった。平成28年度補正ICT活用推進に対応する技術導入ドローンによる3次元測量手法の開拓サンディスト 株式会社
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