23金属配管分野では、高圧耐性が不可欠であり、耐圧性を保つ為、金属のフレキシブルチューブに外装となる“ブレード”を溶接する「外装ブレード加工(金属網組)」が必須となる。当初、当社ではブレードを購入し、溶接加工を施して製品製作を行っていたが、製造リードタイムや納期・コストを圧迫する原因となっており、市場での競争力に劣り、占有率を伸ばせずにいると考えられた。そこで、本事業においてブレードマシンを導入し、外装ブレード加工の内製化を計画。コスト競争力に加え、納期短縮を目標とした。および、ブレードマシン用のワイヤーリール巻き上げワインダーを導入。これにより、外装ブレード加工の内製化が完了し、目標通り原価を約3割削減、納期は約5日から約1日へ短縮出来た事で、金属配管分野における競争力強化が実現した。また、内製化する事で、今まで外注に頼っていたブレード製作自体を自社製品として展開することも可能となり、新たな事業領域へ進出できた事も成果として挙げられる。事業の背景事業の成果〈事業計画名〉 ブレードマシン導入による原価力向上と事業拡大金属配管分野における競争力強化当社の事業領域である生活インフラ・産業インフラの金属配管分野において、業界規模の大きさに対して当社の占有率が少なく、販路拡大が大きな課題となっていた。外装ブレード加工の内製化本事業では小径・大径に対応できるよう、径の異なるブレードマシン3機、平成29年度補正金属配管分野における市場競争力強化外装ブレード加工の内製化計画株式会社 IWC
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