18農作物を動物や昆虫が食べ、そして土に返る。土に返ったものは微生物が分解し、その栄養を農作物が吸収して成長し、その農作物をまた動物や昆虫が食べる"食の循環"がある。自然界では食べる順番が決まっており、本来、農業とは循環の中で成り立っている。当農園は「循環型農業」(環境の負荷軽減を目指す農業体系)を以前から実施しており、化学合成農薬や化学肥料に頼ってきた近代の農業から、自然界の微生物により発酵させた堆肥作りの考え方を元に、自分たちも美味しく食べれる野菜作りを目指し、自然の流れに沿った安心・安全な農法を取り入れている。ど、様々な作物を育て、美味しい農産物を供給している。五條市阿太(あだ)地区を中心に、山間の傾斜をそのまま利用した広々とした農園は、自然に寄り添うことで水や栄養分の自然な流れなどに助けられたりもする。気温や湿度に恵まれ、適度な寒暖差など自然がもたらす環境は、果樹・野菜の栽培に適した土地だと言える。古くから農業を営む当農園は、人が「食べ物」を作るということを大切にし、種まきから出荷まで一貫した管理体制のもと、食の安心・安全を提供できるよう心がけている。そして時代のニーズに応えるため、新しい作物にチャレンジするなど農業を楽しむことで、よりおいしい作物を育てるとともに、「農業は楽しく未来がある」ことを広め、後継者不足問題・里山保全に取り組むことで農地や景観を守っていくことに努めている。当農園においては、「米の精」による循環型農業を展開している。「米の精」とはBG無洗米の加工時に取り除かれた肌ヌカ(米のとぎ汁になるもの)を有機肥料としてリサイクル活用した有機質100%の肥料で、田畑の肥料に使われる他、家畜の飼料としても使われている。「米の精」は土中の微生物のエサとなり、微生物が活性化することで空気や水の通りを良くし、使い続けることで土壌を豊かにする。また、有機質肥料は化学肥料に比べてゆっくりと土壌中で分解されて作物に吸収されるものが多く、地下水汚染の防止にもつながることから、当農園が自然と共存するための最適な有機質肥料だと考えている。info@nagoyaka-masuda.jp益田農園の取り組み益田農園の方針農業(柿・キャベツ・玉ねぎ・ブロッコリー・酒米・しそ・トウモロコシ・大和当帰 他)食品加工業(柿のドライフルーツ)代表者名益田 吉仁所在地奈良県五條市滝町359連絡先TEL:0747-26-0141/FAX:0747-25-3656ホームページhttps://nagoyaka-masuda.jp/E-MAIL益田農園業種分類農業事業内容「米の精」を使用した農業本来の形である循環型農業を実践“人が「食べ物」を作る”をモットーに農業を楽しむことを一番に考える当農園は13ヘクタールの土地で柿を始め、キャベツ、玉ねぎ、しそ、とうもろこし、米、かぶ(もものすけ)、大和当帰な
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