ものづくり補助事業 成果事例集
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新材オフ材再生材製品の企画リサイクル提案デザイン金型設計部品加工等14平成29年以降、廃棄物や資源の循環政策が発表され、令和4年には「プラスチック資源循環促進法」が施行され、法としてプラスチック資源の再利用・再資源化を定められた。当社は10年以上、資源リサイクル問題が取り沙汰される前から「マテリアルリサイクル(資源循環)」の推進に取り組んでおり、プラスチックが素材設計や製造方法を工夫すれば100%再利用でき、製品へ再生できる非常に有能な資源である事を、当社の素材設計・製品企画を通して顧客や市場へ発信し続けている。循環可能な資源であるプレコンシューマ材、ポストコンシューマ材に関するコンサルティング及び製品企画サポートにより、顧客のニーズに合わせた素材設計・製品企画から使用後のリユース・リサイクル提案まで、顧客の“パートナー”として、プラスチック材の再生利用に取り組んでいる。現在は関連会社の㈱クリエイト(代表者兼任)の資源分別事業を活用し、顧客の排出するロス材・使用済み製品を素材化・製品化し、再生利用品として顧客に戻していく「クローズドリサイクル体制」の構築を目標に日々活動している。また、資源循環の普及に加え、森林保護にも目を向け、ネオ林業の構築を目指す企業との連携や、動物による食害・育成条件に影響を及ぼす風害・塩害等から苗木を守るプラスチック製の保護カバー(植林保護材)の供給といった保護活動も行っており、創業当初から続いている自然活動とリサイクルの考え方はSDGsの理念とも合致している。今後も引き続き資源循環による環境保護を重視する理念で事業を展開し、国内に限らずアジアを中心としたパートナー企業と共に製品設計を行うなど、地方自治体や国内・国外企業と連携する事で、一社では実現が難しい社会貢献や、地域での信頼の輪を広げる活動に取り組む。info@kumpel.co.jp株式会社クンペルの取り組み株式会社クンペルの概要プラスチック素材販売及び、製品企画・製造及び・販売プラスチック系廃棄物の処理コンサルティング製造機器(新品・中古品)の販売代表者名代表取締役 西畑 透所在地奈良県天理市庵治町417-7連絡先TEL:0743-64-2249/FAX:0743-64-2209ホームページhttps://kumpel.co.jp/E-MAILプラスチックは工夫次第で100%使いまわせる貴重な資源。マテリアルリサイクルによる環境貢献近年、石油由来のプラスチックは環境問題に繋がる要因としてクローズアップされがちであり、世界的に廃プラスチックに対する問題意識が高まっている。お客様の“パートナー”であり続ける為に、一緒に出来る事を提案する当社は平成21年の創業当初より「マテリアルリサイクル(資源循環)」に着目し、資源循環に利するプラスチック素材販売、製品の企画開発及び販売を主事業として展開。株式会社 クンペル業種分類その他の卸売業事業内容

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