ものづくり補助事業 成果事例集
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 当院は㈲アニーアンドクララベルを経営母体として平成7年に開業。以来20年以上、地域の個人医院であっても、あらゆる症例に対し、“直ぐに”対応できるよう、総合的かつ即応性を重視した診療・治療を心がけ、それを実行する事が出来る環境と体制の構築に努めている。 現在は獣医師11名・動物看護師10名を軸に、眼科・循環器科・耳科・皮膚科分野では国内でも権威ある専門医を招聘し、外部非常勤医として体制を補強。人材育成・外部リソースの活用を背景とした手厚いサービス提供体制が当院の強みである。 基本的に動物病院は個人病院であり、設備や人手不足等で対応できず、他の獣医に紹介・依頼するケースは珍しくない。 当院では創業以来、積極的に進めてきた設備拡充と技術習得の充実により、診療方針である「低侵襲治療(痛みや発熱、出血などの負担を極力軽減した治療。代表的な手法として腹腔鏡手術等)」を可能とし、他院からの受け皿としても機能する「低侵襲外科センターCAMIS」を2019年2月に開設した。 80列マルチスライスCT、腹腔鏡ユニット・白内障超音波乳化吸引装置を始めとして、あらゆる検査・施術が可能な設備を整え、即応性が求められる症例に対しても十分に対応が可能な環境を構築している。 適切な動物医療とは何か?症状に対して「最善の診断・治療法の提案」は大前提だが、獣医自身が学び経験してきた過程や背景により、診断・症状へのアプローチ・治療法の選択に偏向性があり、セカンドオピニオンによって全く異なるアプローチや治療法が選択肢に挙がるケースがある。動物にとっては当然「痛くない・苦しくない」方が良いだろうし、飼い主にとっては「動物が早く治る」のが一番だと思われるが、生活事情・金銭的負担・動物の立場等によって相対的に考慮され、別のアプローチや治療法に置き換えざるを得ないケースもある。獣医・動物・飼い主それぞれの適切がうまく嚙み合わない事があり、動物医療に絶対は無いと痛感する。 当院では「最新の治療法だから」「エビデンスがあるから」というだけで、動物と飼い主どちらかに負担を強いる治療法は適切ではないと考え、低侵襲治療を基本方針として、飼い主の状況や考えに寄り添った医療を提供する事に努めていきたいと考えている。80列マルチスライスCT、腹腔鏡ユニット、白内障超音波乳化吸引装置、血液透析装置NCU-A(動物用)、動物用歯科ユニット、Cアーム(術中X線透視装置)、デジタルレントゲンシステム、各種検査機器、他info@aya-ah.comイヌ、ネコ、鳥、うさぎ、ハムスター、フェレット、モルモット、ハリネズミ、他(要確認)整形外科・神経科・循環器科・皮膚科・腫瘍科画像診断科・繁殖・生殖器科・腎泌尿器科耳科専門診療・呼吸器科・眼科・血液免疫科エキゾチックアニマル科・内分泌科・消化器科・歯科可能(低侵襲外科センターにて対応)●院長 糠谷アヤ(GPcert(ESVPS)小動物外科認定医)●獣医師11名(常勤8名+非常勤外部専門医3名)、 動物看護師10名、受付4名、トリマー1名あや動物病院の概要ジェネラリストの地域個人医院を目指してあや動物病院の特徴県内でも有数の設備により、あらゆる外科施術が可能な「低侵襲外科センター」あや動物病院の院長の思い適切な動物医療とは?「そこに愛はあるのかい?」を念頭に双方の負担を考える代表者名代表取締役/院長 糠谷 アヤ所在地奈良県奈良市藤ノ木台4-1-17連絡先TEL:0742-41-8257/FAX:0742-47-7869ホームページhttps://aya-ah.com/E-MAIL06診療動物診療科目外科施術院長・スタッフあや動物病院 概要保有設備(抜粋)有限会社 アニーアンドクララベル/あや動物病院業種分類技術サービス業事業内容獣医業

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