当社は、良質で味わいのある独自のブランド豚(ばあく種)の育種生産・加工提供を行っていた。 しかし、顧客のニーズに偏り(肩ロース・背ロース・バラの発注が多い)があり、モモ肉の高い残余率が課題となっていた。 そのため、モモ肉のポテンシャルの最大化を目的に、下処理の向上、新商品開発、モモ肉を利用するハム・ベーコン等の品質向上等をすすめ、モモ肉販売の拡充を目指した。 ハイシュリンク加熱槽(自動温度管理・加熱時間管理が可能な加熱機器)の導入により、ブランド豚(ばあく種)の煮豚・ハム・ベーコン等の燻製加工工程の自動化を実現。新商品開発(煮豚商品定番化)と廃棄ロスの低減へとつながった。 さらに、ミートテンダーライザー(モモ肉を見た目・旨味を変えずに柔らかくする下処理機器)の導入により、残余率の高いモモ肉の有効活用が可能となり、併設する農家レストランでモモ肉を利用した新メニューを提供することが可能となった。■ハイシュリンク加熱槽■ミートテンダーライザー事業の背景ニーズの偏りによる、モモ肉の高い残余率事業の成果モモ肉の有効活用による生産性向上27〈事業計画名〉 自家養豚ばあく種生産・加工の新商品・サービスによる地域6次化生産性向上平成30年度補正新機器導入による下処理・加熱加工工程の改善で、残余率の高いモモ肉の有効活用を目指す手づくりハムばあく
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