当社は2015年よりクラフトビールの販売を行っているが、自家醸造を行うクラフトブリュワリーではなく、他社の醸造所を間借りするファントムブリュワリーとして、新潟のビールメーカーにオリジナルレシピの醸造から瓶詰めまでを委託し、商品の販売を行っていた。 2020年より本格的に自家醸造を開始。しかし瓶詰め用の機材が無く樽詰めしか出来なかった為、販売方法は自社タップルームでの提供か樽販売のどちらか、という非常に限定的な販路しかなく、一般消費者への展開方法が課題となっていた。 広く一般販売する為には、最小単位の小売りが可能な瓶詰めが必須である為、本事業において瓶詰め機を導入し、新たな販路開拓に加え、在庫管理などの体制強化を目標とした。 本事業において瓶詰め機を導入した事で、目標通りの販路拡大・多角化が実現。自社タップルームに限らず、土産物店などの店頭販売やネット通販でも販売を開始する事ができた。 また、自社内で醸造から瓶詰めまでを内製化できたことで、OEM生産やオーダーメイド醸造を受注する事が可能になった。自社オリジナルレシピだけでなく、顧客の要望に沿ったレシピ開発から試作・量産の一貫生産体制が整ったと言える。 レシピ開発の自由度とレスポンスが上がった事で、創業当初の目的であった「地産地消のクラフトビール」の開発をより広範囲・多角的に挑戦する事が可能となり、奈良県産の桜やイチゴ等、地元産にこだわった素材を使用したクラフトビールの醸造から製品化が可能となった。事業の背景自家醸造したクラフトビールの販売方法事業の成果販路と開発自由度の拡大11〈事業計画名〉 ファントムブリュワリーからの脱却!地産地消の瓶ビールでの販路拡大令和元年度補正一貫生産体制完成により開発自由度が向上企画提案をフードロス問題の活路にゴールデンラビットビール
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