古来より、奈良は「日本清酒発祥の地」と言われ、奈良(南都)の地で造られる白米のみを使用する諸白造りの良質な酒は「南都諸白(なんともろはく)」と呼ばれ、味・コク・香り、すべての点で先進技術と高品質を誇り、徳川家康に「奈良酒をもって最上となす」と言わしめたと伝えられる。当社はその奈良において明治17年に創業。以来130年以上「米を磨く。水を磨く。技を磨く。心を磨く。」を基本理念として酒造りを行ってきた。奈良酒・南都諸白の伝統を現在に伝えることが、当社創業以来の変わることなき姿勢である。酒銘の由来は、春日の神々が鹿に乗って奈良の地へやってきたという伝説から、「春日神鹿」(かすがしんろく)と名付け、後に「春鹿」(はるしか)に改め今日に至る。近年ではSNSに写真1枚投稿するだけで来店や問い合わせが増え、労力・コストを抑えながらのプロモーションが実現出来ている。国内外問わず、観光や試飲などで当社の製品に触れた方は家族や友人・SNSにその話を広げ、自然と日本酒伝道師となってくれている事が多い。SNSを通じてその人達をフォローしていく事で、次は春鹿アンバサダーとなってもらえるよう、今後も蔵元としてプロモーション・サポートを続けていきたい。●純米吟醸・純米酒業種分類飲料・たばこ・飼料製造業事業内容清酒製造販売・奈良漬製造販売代表者名代表取締役社長 今西 清隆所在地奈良県奈良市福智院町 24-1連絡先TEL:0742-23-2255/FAX:0742-27-3585県内酒蔵の中でも一早く海外市場に着目し、約30年前より輸出を始め、「鹿のロゴマークの酒」として現在では世界十数カ国に展開。日本語が読めない海外の方でも視覚的に判別しやすく、国際観光都市である奈良は元々鹿のイメージが強いこともあり、非常に効果的なブランディング要素となっている事も当社・春鹿の強みである。ホームページhttps://www.harushika.com/E-MAILinfo@harushika.com●産学官共同開発奈良女子大学創立100周年記念酒株式会社今西清兵衛商店の概要南都諸白の伝統を現在に伝える「鹿のロゴマーク」の酒株式会社今西清兵衛商店の戦略SNSによる口コミを活用したプロモーション製品紹介(抜粋)古都奈良で35年以上「ベスト辛口」と評価され続ける逸品48株式会社 今西清兵衛商店
元のページ ../index.html#49