当社は昭和50年に創業し、50ml以下のプラスチック中空(ブロー)成形容器を専門としている。特に3〜15mlの他社が敬遠する小型・細口容器が得意であり、仕様にもよるが日産7,000〜12,000程の量産が可能。化粧品の試供品用サンプル容器や小容量の医療品容器、化学薬品等の保存・運搬用容器として使用されており、容器・用途の性質上、多品種小ロットの案件になりがちであり、その専門とも言える当社は「サンプル市場(一種の隙間産業)」の中では貴重な存在として高く評価されている。プラスチック成型業界の中において他社への代替が難しい特異な存在である事を自覚し、今後も顧客ニーズを満たすべく、より精度・品質・コストを突き詰めた「小型容器専門業者」として取り組みたいと考えている。近年、国内のプラスチック成型業界で生き残る為には、新素材への対応力や生産性の更なる向上、納期・精度など顧客ニーズを満たし、同業他社との差別化を図るために現状の小ロット特化体制を更に昇華させる企業革新を行う必要があると考えていた。現在当社で稼働している全7台のうち4台は油圧式成形機の導入から40年以上経過しており、メーカーサポート終了の動きも見えた為、これを期に徐々に全台を電動式に更新する製造体制の刷新を計画。今回のものづくり補助事業による電動式成形機の導入は「新生・大和化成づくり」とも言える企業革新の第一歩でもある。昨今では単に安い容器ではなく「美しい小容量容器」へのニーズも高まっており、更に高精度・高品質・高付加価値の製品を提供し、また顧客に対しては柔軟な対応が出来る生産体制・組織管理体制を構築していく。業種分類プラスチック製品製造業事業内容プラスチックの化粧品、薬品等のボトル製造販売代表者名代表取締役 辻本 雅哉所在地奈良県大和郡山市横田町 1022-1連絡先TEL:0743-56-4190/FAX:0743-56-8755現在、当社においてPP・PE樹脂の再生率は80%ほどであるが、新素材については自社内で再ペレット化しほぼ100%の再生率を目標としている。脱プラスチックが叫ばれる中、今後もPET樹脂やナイロン、バイオ素材の需要は高まると考えられる。特にバイオ素材は石油系原料からの転換素材として世界的に注目されており、当社でも数年前に試作品の製造に成功。現在は素材価格と需要の動向に注目しながら、研究開発を進めている。ホームページなしE-MAILYamato_kasei@leto.eonet.ne.jp株式会社大和化成の概要隙間産業の中で顧客に頼られる存在として今後の展望株式会社大和化成の環境問題対策新素材対応とロス素材の100%リサイクル44「新生・大和化成づくり」として企業革新株式会社 大和化成
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