当社は元々調理代行・食品加工業として飲食店を中心に料理・加工食材などの冷凍食品の製造を行っていた。自社サイトにて小ロット試作・生産専門としてアピールを開始したところ、小規模店舗や農家等生産者から問い合わせが相次いだが、配送コスト・保管設備・衛生面等から常温商品の要望が多く、冷凍での製造のみである現状では受注に至らない案件も多かった。そこで要望の多い常温保存商品を開発すべく、小型レトルト機を導入し、受注機会喪失の解消と更なる新規案件の受注を目指した。本事業において、小型レトルト機と真空機の導入を行った。これにより常温保存できるレトルト商品の小ロット・短納期受注生産に対応する生産体制が実現。単純な製造コストは冷凍商品に比べ若干上がるが、その分配送や保管のコスト減、衛生品質向上などメリットは大きく、顧客においても十分に理解してもらえる程度であると考える。常温保存商品の対応開始を顧客へ伝えたところ、既存顧客や新規顧客を含め早々に具体的な案件へ発展する問い合わせを受けるなど良い反応があった為、小規模店舗や生産者へローリスクな商品加工の提案を進める目途が立った。事業の背景冷凍専門では対応できない常温商品の要望事業の成果レトルト食品生産体制の構築11〈事業計画名〉 安心、安全で尚且つ地域密着の食品の製造平成28年度補正冷凍商品専門から常温商品へ対応範囲の拡大小規模顧客の需要に応える生産体制の構築株式会社 クッキングサポートサービス
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