景況情報

県内の景況情報(製造業)

【2017年7月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり あめ
繊維・同製品 前年同月比 あめ くもり くもり くもり くもり くもり くもり あめ くもり
木材・木製品 前年同月比 あめ はれ くもり くもり あめ くもり くもり くもり くもり
出版・印刷 前年同月比 はれ はれ あめ くもり くもり くもり くもり はれ くもり
化学ゴム 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
窯業・土石製品 前年同月比 はれ くもり くもり くもり はれ はれ はれ くもり はれ
鉄鋼・金属 前年同月比                  
一般機器 前年同月比 はれ くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
その他 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり

 

食料品素麺お中元商戦もギフト商品売上は、年々減少傾向にある。地理的表示(GI)効果に期待したが、7月中旬以降の出荷が不振になった。最終的な売り上げは、微減の販売者が多いようである。
 菓子県より、9月2・3日皇太子殿下来訪に際し、名菓展示要請を受けた。
繊維・ 同製品繊維連合会靴下関連企業のうち、タイツ関連企業では受注数量が大幅に減少している。パンスト関連企業では繁忙期と閑散期の差が大きく、安定した販売先の確保が喫緊の課題となっている。靴下組合が取り組んでいる「The Pair」販売事業は、品質の高さが評判になってきている。併せて、「靴下ソムリエ」認定事業への業界での関心が高まり、人材育成や従業員のレベルアップに役立つとの意見があがっている。
印刷印刷即戦力になる人材が中途採用で、なかなか入ってこない。
化学ゴムプラスチック雇用の確保・設備の老朽化対策が課題となっている。
窯業・土石製品生コン出荷量は、対前年比とほぼ同じ。
一般機器機械受注は、全般的に好調となっているが、原材料価格の上昇や不足が起こっている。人手不足が深刻化しつつある。
その他の製造業毛皮革なめしは、現在のところ仕事の確保は出来ている。しかしながら、年内のオークション(9月・12月の結果)によっては、仕事の確保が厳しくなる可能性がある。縫製は、今シーズンのアパレルの注文が入って来ている。加工単価については、昨年並み。数量については、やや減少気味。鹿革は、原皮価格の高騰は続いている。原因は、中国国内における捕獲する人の不足により、出荷枚数が減少しているのが大きい。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2017年7月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年同月比 あめ くもり くもり くもり あめ くもり   くもり あめ
小売業 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり あめ
商店街 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
サービス業 前年同月比 あめ   くもり くもり あめ くもり   くもり あめ
建設業 前年同月比 くもり   くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
運輸業 前年同月比 はれ   くもり くもり くもり くもり   あめ あめ

 

卸売業青果7月度は、野菜・果実とも入荷量は昨年同月比の90%程度であったが、商品価格は野菜は安く、果実は高かった。売上額においては、野菜85%前後、果実は95%となり、利益率は昨年同月比の80%程度であった。
 水産物前月同様、冷凍・塩干物がよく取引されたが、生魚の売れ行きが前年同月比10ポイントの減と振るわなかったため、全体で対前年同月比取扱量・売上額とも微減となった。
 資源回収鉄スクラップは、入荷は少ない。価格は安定しており変動なし。古紙は、輸出が好調で国内古紙が少なくなってきているため、価格は上昇気味である。
小売業石油7月度は、奈良市及び周辺の市況が軟化を続け、フルサービスSSでは、多くが店頭価格リットル130円台前半から半ばで踏ん張っているものの、セルフSSの中心値はリットル120円台前半に踏みとどまっている感があり、安売り業者は110円台半ばまで値を下げている。
 家電気温上昇に伴い、季節物商品(エアコン・扇風機など)が好調だった。商品としては、低価格機種が売れた感有り。
 配置業最近、新規の得意先が育たない。定期訪問の健康見守りが可能な配置薬業。一般消費者からの認知度が下がる一方ながら、再置きの要望があるのは、やはり消費者の自宅で直接対応ができる業態からと思われる。
 スポーツ用品例年より暑さが厳しく客の出足が鈍い。低価格の商品ばかりが動いて中々収益が上がってこない。
 プロパン7月の夏期は、燃料業界は閑散期のため、売上が毎年低い。LP各店は、保安点検等の安全業務をする時期だが、電気・都市ガスに比べて、保安内容が厳しくなってきており、利益が上がりにくい状態。
商店街奈良市今年も7/14〜7/19まで恒例の「夏の大売り出し」を行い、ガラポン抽選は、昨年並みに多く外国人観光客にも好評であった。また、韓国から2回視察に来られた。
 橿原市中南和の玄関、八木駅周辺の飲食関係は、今井地区の観光もコースに入れて炎暑のなか活性の兆しあり。
 県下全域7月は比較的雨天が少なく、早めの梅雨明けとなり、観光需要については引き続き好調を維持していたと思われる。一方、新大宮のイトーヨーカドーの閉店セールも始まったが、それに代わるボリュームの店舗が市街地近くに見当たらないために、市民の不安の声も出ている
サービス業写真1学期末行事や夏休み行事でやや多忙。
 旅館・ホテルインバウンドはFITが増加傾向だが、大都市の京阪神周辺からさらに地方へと分散しつつ、奈良での宿泊伸びが鈍化している。
 広告業東京方面の受注状況も大きな変化は無い。
建設業鉄構仕事量は各工場により差があるが、順調に推移。秋以降も続く見込み。
運輸業軽貨物運送チャーターは、機械関連・製造関連が依然として好調な動き。中・長距離配送も昨年より大幅に伸長し、売上は、前年比120%強の予測。引越しは、受注件数・売上とも前年比110%強の予測。家具・家電のみ数点の移動が中心であったが、単身の引っ越しも若干増加した。
 貨物運送景気・燃料価格は横ばいであるが、運転手不足で新規の荷主からの要望には応えられず、増収の見通しは厳しい。