景況情報

県内の景況情報(製造業)

【2017年1月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
繊維・同製品 前年同月比 あめ くもり くもり あめ くもり くもり くもり あめ くもり
木材・木製品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
出版・印刷 前年同月比 あめ くもり くもり くもり あめ くもり あめ くもり くもり
化学ゴム 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
窯業・土石製品 前年同月比 はれ はれ はれ くもり はれ くもり くもり あめ くもり
鉄鋼・金属 前年同月比                  
一般機器 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
その他 前年同月比 あめ くもり あめ くもり あめ くもり くもり くもり あめ

 

食料品素麺1月は素麺製造に適した気候で良質な素麺ができている。新商品などを試作研究している中、地元の小麦粉を使った麺のプロジェクトも始動した。
木材・木製品製材昨年末に製材所が廃業し厳しい状況が続く。特に今年に入ってから荷動きが悪く、春先の仕事が見えてこない。住宅よりも商業施設や社寺・老人ホームなどの公共の話が多い。
 集成材公共施設関連が増えた。
印刷印刷年末の駆け込み仕事が伸びなかったため、売上は昨年の3割ダウン。
化学ゴムプラスチックトランプ政権の言動に一喜一憂の世界経済に注目。日本の中小企業に対する影響はどうなるか懸念材料である。
窯業・土石製品生コン対前年同月比の出荷量は、16.7%増にとどまったが、当月も地域差は大きなものとなった。中心的な協組のエリアの出荷は、病院・マンション等の建築需要にも支えられて、対前年同月比50%以上の伸びを示し、好調に推移しているがピークアウトの時期も見え始め、次の上半期以降の落ち込みが不安視されている。一方、南部・山間部においては一部の道路工事を除いて公共工事も乏しく、総じて20〜30%の対前年同月比減少となっている。
一般機器機械自動車関連は、やや好調で労働力不足が続いている。家電関連は依然として厳しい。
その他の製造業毛皮革加工は、アパレル関連の注文が減少。フェイクファーやフェザー商品に押され気味の感がある。なめしは、現在のところ仕事は確保出来ている。しかしながら、原皮の価格により仕事の激減もありえる。鹿皮は、相変わらず原皮の高騰が続いており、非常に厳しい。小売価格への転嫁も検討中。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2017年1月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年同月比 はれ くもり はれ くもり くもり くもり   くもり くもり
小売業 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
商店街 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
サービス業 前年同月比 あめ   くもり くもり あめ くもり   くもり あめ
建設業 前年同月比 くもり   くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
運輸業 前年同月比 くもり   くもり くもり くもり くもり   くもり あめ

 

卸売業青果1月は、特に野菜類が昨年末より商品価格が高値で推移していることから、売上額は昨年同月比で野菜が110%、果実が90%となっている。これにより、利益率の低下に伴う粗利益額は昨年同月比の90%と芳しくない状況が続く。
 水産物シケで商品が揃いにくい状態となっているが、気温の低下に伴い、鱈・カニ・サワラ等、鍋関係の具材を中心に取引され、取扱量・額とも前年同月並みとなった。
 資源回収鉄スクラップ・古紙・非鉄金属の入荷は少なく、価格変化はない。
小売業石油近年は、新設や運営承継による県外有力業者の参入が続き、採販水準での市況が安定しにくい市場特性が改善されず、地場組合員の経営環境好転の兆しは見えてこない状況にある。
 家電気温の変化が厳しかったのも影響し、暖房器具や季節物商品などの売れ行きも伸びたように思える。照明器具も年末年始にかけて若干伸びた様子。
 スポーツ用品前年の流れで、動きが上向きかと思っていたら1か月も持たず、また、修理などの人件費等諸経費の価格も値上がり、全体の利益が減少してきている。
 プロパン為替相場が円安になっており、その影響でプロパンガスの仕入価格は上昇してきた。短期的には、この状態が続いていく模様。アメリカの政権交代で、不安定な要因が出てくると思われる。
商店街奈良市今年も恒例の初売り事業として、甘酒・飴湯を振る舞った。しかし、昨年に比べ人通りが少ないように思える。今年は、「夢CUBE」10周年を迎える年で、イベント等企画している。
 橿原市中南和の玄関である近鉄八木駅周辺商店街関係者が中心となり、年末には3日間防犯啓蒙活動を実施した。
 県下全域今年の春節は、1月28日若草山焼きの日であった。相変わらず観光スポットに中華系の人々は多いが、春節ということでもない。
サービス業写真成人式月間であったが、前年並み程度の売上状況。
 旅館・ホテル昨年ふるさと割ネットクーポン(最大5千円割引)があったが、今年は同規模の補助がなく(宿泊者県民限定に縮小)前年に比べ宿泊者が減少。特に邦人客の減少が大きい。インバウンドはグループ客が減少。個人客もあまり伸びなかった。民泊に流れたと思われる。
 広告業東京・名古屋は好況感が大いに見られるとの話をよく耳にするが、関西は時間を要するとの話がある。
建設業鉄構春以後の仕事についても順調に推移している。鋼材の値上がりが心配。
 板金先月と同様、景況が相変わらず低迷しているほかには目立った動きがない。
運輸業軽貨物運送チャーターは、受注件数・売上とも前年より1割程度増加の予測。機械関連・製造業関連の動きが依然として好調に推移している。 引っ越しは、受注件数・売上とも1割程度のマイナス。単身者の引っ越しが減少、高齢者の方の施設への配送等が多く、なかなか単価が取りづらい状況である。
 貨物運送燃料購入が上昇傾向にあるが、景気は横ばい。運転手の高齢化で若干運転確保に苦慮している。更には時間外労働条件が厳しく、経営環境は厳しい。