景況情報

県内の景況情報(製造業)

【2016年9月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
繊維・同製品 前年同月比 あめ くもり くもり あめ くもり くもり くもり あめ くもり
木材・木製品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
出版・印刷 前年同月比 はれ くもり くもり くもり はれ くもり はれ くもり くもり
化学ゴム 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
窯業・土石製品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり あめ くもり くもり あめ あめ
鉄鋼・金属 前年同月比                  
一般機器 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
その他 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり あめ

 

食料品素麺本年度の素麺製造も昨年度に続き計画生産で始まった。在庫は計画生産の為、減少しているがまだ適正在庫にはなっていない。昨年度より、三輪そうめん活性化のプロジェクトを立ち上げ、産・官・金で三輪素麺のブランド力と販売力の向上を目指すことになった。
繊維・ 同製品繊維連合会個人消費の低迷や猛暑の影響もあり、秋冬物の生産は横ばいかやや減少している。一方、国や奈良県の支援による「奈良県産エコスタイル創出事業」や「靴下ブランド「The Pair」開発事業」の進展が、産地の活性化への明るい動きとなっている。
木材・木製品製材業毎月厳しい状態が続く。雨が多く、丸太出材も悪く原木高の傾向が続いている。荷動きも悪く製材所も厳しい。
 集成材柱の出荷で増加の傾向があったが、概ね変動は少ない現状。
印刷印刷不安定だが受注は増加したため、前年より売上はアップした。
化学ゴムプラスチック夏が暑かったことで、夏物商品の受注・引き合いが多く、業界としては納得の状況が続いている。
窯業・土石製品生コン県下の出荷状況は、協組単位でみて傾向にバラツキがある。中央協組に統合された北部と南西部のエリアでは、特に北部で前年の低迷が顕著であったため、本年の建築の出荷が順調であることと比較すると80%を超える増加率となっている。南西部も京奈和道工事や体育館建設等で、中心となる工場の出荷は相当な伸びを示している。一方、他の協組エリアでは、公共工事が大きなウェイトを占め、微増・微減の範囲にとどまり、勢いはうかがえない。価格についても大幅回復となっている。
一般機器機械業種間でバラツキはあるが全体的には厳しい状況にある。急激な円高により、輸出関連は特に厳しい。
その他の製造業毛皮革毛皮加工は、縫製の仕事が徐々にではあるが、入って来ている。仕事の大半は、中国へ出されている傾向。鹿皮は、相変わらず原皮価格の高騰が続いている。輸入される原皮の枚数も少なくなっているので、確保するのに苦慮している。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2016年9月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年同月比 あめ はれ はれ くもり あめ あめ   くもり あめ
小売業 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり あめ
商店街 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
サービス業 前年同月比 あめ   くもり くもり あめ くもり   くもり あめ
建設業 前年同月比 あめ   くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
運輸業 前年同月比 あめ   くもり くもり あめ はれ   くもり あめ

 

卸売業青果9月度は、度重なる台風・豪雨により野菜の被害が大、入荷商品に傷みが生じ、返品等が大量に発生し、売上額は野菜・果実とも昨年同月比の92%、利益額は共に50%に至らなかった。
 水産物相次ぐ台風の上陸により水揚げ量が減少した。これにより、仕入価格・販売価格共上昇し、対前年同月比売上高で4.26ポイントの減となった。今年も魚食離れの防止・消費拡大を図るため、9月13日(火)に近鉄奈良駅前にて魚食普及キャンペーンとして、サンマの無料配布を行ったが、なかなか魚食離れの防止には繋がりにくいものである。
 資源回収鉄スクラップ入荷は少なく、価格は先月と同じく変化なし。古紙も入荷は少なく、価格も横ばいである。ウェス(古繊維)は、3月前から値下がっている。輸出先の東南アジア系が少なくなってきている。
小売業石油9月に入った後、SS全般においてガソリン販売量が低調であった。需要上昇で前年同月比を上回った8月商戦とは一転、天候不順などの影響で減販必至となったが、相変わらず価格競争だけは続いている。
 家電天候不順や消費者の買い控えなどの影響で厳しい現状となっている。
 スポーツ用品今月は県内でイベントもなく、少し落ち着いて商談も出来そうなので、売上が伸びそうな気配。
 プロパン来年4月からの大手都市ガス市場が自由化され、直接的な影響はLPガス市況ではないが、消費者のガスへの関心が高まる事により、様々な事が想定される模様。
商店街奈良市今年も「采女祭り」が盛大に行われた。
 橿原市中南和の玄関としての近鉄八木駅周辺は、景況への期待感が強い。
 県下全域8月・9月と不順な天候が続いたが、外国人などの観光客の動きは、その割には減少していない。
サービス業写真早めの運動会月間であったが、台風余波の雨続きで段取りが少し混乱。
 旅館・ホテル昨年は、シルバーウィークが5連休であったが、今年は飛び石のため、この期間中の宿泊が減少。シルバーウィークの宿泊客減少はあったが、今月は文化・音楽イベントが開催され、出演者・鑑賞者の宿泊があり、前月までの邦人客減が若干回復した。
 広告業「状況が変わらない事が、良し」とする勘違いをしてしまいそうで、この先に不安を覚える。
建設業鉄構各工場共、受注量は順調に推移している。県外、特に東京・名古屋等の工事が多くなってきている。
 板金9月期は天候が安定していた8月と変わって不順な日が続き、稼働日数が大幅に減少した。したがって、組合員事業所の売上・収益とも減少して経営は益々悪化している。
運輸業軽貨物運送チャーターは、昨年は食品関連での長距離配送が多かったが、今年は激減。一方で、機械関連での中距離配送が伸張したものの、売上予測としては、前年より1割程度のマイナスと思われる。引っ越しは、受注件数・単価とも前年より伸長。売上予測としては、前年比130%強の予測。4月以来の前年確保となった。
 貨物運送景気は沈滞し、消費は低迷していることから、物流も冴えない状況にある。低金利政策が続いており、借り換え需要はあるが投資には至らない。