景況情報

県内の景況情報(製造業)

【2014年12月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり はれ くもり くもり
繊維・同製品 前年同月比 はれ はれ くもり あめ あめ くもり くもり くもり はれ
木材・木製品 前年同月比 あめ はれ くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
出版・印刷 前年同月比 あめ くもり くもり くもり くもり くもり あめ くもり くもり
化学ゴム 前年同月比 あめ あめ くもり くもり あめ くもり あめ くもり あめ
窯業・土石製品 前年同月比 はれ はれ はれ はれ くもり くもり はれ くもり はれ
鉄鋼・金属 前年同月比                  
一般機器 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
その他 前年同月比 あめ くもり くもり くもり あめ くもり くもり くもり くもり

 

食料品素麺12月に入っても依然天候にも恵まれ製造は順調である。原料小麦粉の卸売価格が気になるが製品の販売価格にはあまり影響がないと思われる。販売数量が減少しているが、1月からの本格的な商談に期待したい。
 醤油年末需要による売上高・収益性の増加があった。
 菓子12月後半は寒く、天候不順で人足が鈍り商売は今一つだった。
繊維・ 同製品繊維連合会昨年に比べると少しではあるが状況は良くなっている。
木材・木製品製材年末も多少駆け込みがあり忙しかったが、まとまった仕事も少なく小口の仕事が多かった。年明けに期待したい。
 竹製品依然として中国産茶筌の輸入が少なくなっているようで、そのため当組合への注文の増加が考えられる。一部、輸出されている物もあるようだ。
化学ゴムプラスチック原材料価格がやや低下傾向にあり、年明けに再値下げが予定されており、収益の改善に向けて歓迎する。
窯業・土石製品生コン対前年同月比では、4%程度の減少にとどまっており、予想していたほどの落ち込みにはなっていない。県下北中部エリアでは25%以上減少したのに対し、南部は70%も増加し、広域はほぼ横這いとなっている。特筆すべき出荷の有無が鮮明に出て、継続している感がある。その中にあって、建設物価の資料に見直しの動きがあり、公共工事の価格の上昇に繋がるとの期待が持てるのは明るい材料である。
 鋳物前月同様、伸び率は低下しているが、受注は依然好調である。
一般機器機械受注・引き合いは増加傾向にあるものの、予想外の円安は原材料費・電気料金の高騰等により収益状況は良くない。
その他の製造業毛皮革毛皮なめし加工については、仕事は確保できてはいるが、数量については、少ないとの事である。毛皮縫製加工については、今シーズンの製品づくりは一段落した。原皮・製品の輸入については、円安の影響がかなり出ている。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2014年12月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年同月比 くもり くもり くもり あめ あめ あめ   くもり あめ
小売業 前年同月比 くもり くもり くもり くもり あめ くもり   くもり あめ
商店街 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
サービス業 前年同月比 あめ   くもり くもり あめ くもり   くもり あめ
建設業 前年同月比 あめ   くもり くもり あめ くもり   くもり くもり
運輸業 前年同月比 はれ   くもり くもり くもり くもり   くもり あめ

 

卸売業青果12月度は例年になく気温が低い月であったが、作柄は例年と殆ど変化はなかった。売上額は野菜が昨年同月比90%、果実が95%程度となり、利益額は85%程度であった。
 水産物年末にかけて正月商品が店頭を賑やかし、一段と活気を呈してきた。
 資源回収鉄スクラップは中国・韓国などの輸出が不調で国内景気が悪く、11月〜12月の鉄の値下げが止まらない。景気回復の遅れなど入荷した古紙は、即出荷とランニングストックが続いているのが現状である。
小売業石油原油急落で12月期の元売仕切りは、3油種(ガソリン・灯油・軽油)ともリットル当たり10円近く値下がりした。原油下落の恩恵を受けてマージン確保の改善に繋がれば良いが、ガソリンの店頭市況はPB販売業、元売販社の安値攻勢により、年末には120円半ばの価格が散見された。特に、本県は県外業者の進出が多く、地場販売業者は安値拡販競争に追いやられて依然として厳しい。セルフSSとフルSSは、10円から15円以上の価格差が生じている。
 家電冬物商品の販売が伸び、在庫の数量も減り、去年の売上実績と比べても今年の方が良かった。12月に入ってからの気温の低下も影響している。
 配置薬お得意先も年齢を重ねて、通院される方が多くなり、どうしても配置の保健薬から遠ざかってしまわれる。
 スポーツ用品1月から商品の値上げが続くが、これをチャンスとして、皆が動き出した。
 プロパン引き続き原油価格の下落が続いており円安が進行しているが、LPガスの仕入価格は、以前の水準に戻りつつある。ユーザーに料金転嫁を出来ない業者が多くある中、収益状況は少し好転しそうである。
商店街奈良市今年も恒例の「歳末大売り出し」ガラポン抽選が13日間行われた。消費税8%に上がった影響か前年度比87%でやや落ち込んでいる。
 橿原市衆議院解散による12月の総選挙。景気向上の施策、地方と地域創生と向上。そのムードが手伝ってか前向きの期待のムードに包まれた12月で終えた。
 県下全域一頃に比べると景気は良くなっていると思うが、その分、同業の店も増え、商売としては同じような状態。外国人免税商品拡大について、一部の店では早速対応を進めている。
サービス業写真幼稚園でのクリスマス会等の行事はあったが、例年通りの低調な月間であった。
 情報サービス先月、先々月に引き続きスマホ・タブレット市場が好調。中小企業もFACEBOOKなどのSNSやYOUTUBEなどの動画をうまく利用している。物販はタイムリーなセールや商品の情報を発信し続けるのが現在のトレンドである。
 広告業年末らしさを淡々と過ぎた感がある。27年に向けての仕事を充分に確保されていない状態である。
建設業鉄構価格も若干持ち直してきた。しかし、年明け以降は工事量が減少しそうな雰囲気である。
 板金先月と同様、景況が相変わらず低迷している他には目立った動きがない。
運輸業軽貨物運送チャーターは、家電メーカー様の特需が25日で終了。受注件数は、前年比140%、売上は前年比130%の予測。12月とあって、食品関連の動きも上昇し、車の手配が難しい状況が続いた。引越は、受注件数・売上とも前年より2割程度ダウン。9月以後、前年割れの状況が続いている。ファミリー引越等、車が複数台必要な依頼は車の手配がつかず、断るケースが多かった。年明けの1月・2月に販促面での強化を図りたい。