景況情報

県内の景況情報(製造業)

【2014年4月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり あめ くもり くもり あめ
繊維・同製品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり はれ くもり くもり くもり くもり
木材・木製品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
出版・印刷 前年同月比 はれ くもり くもり くもり くもり くもり あめ くもり くもり
化学ゴム 前年同月比 くもり くもり くもり くもり あめ くもり あめ くもり あめ
窯業・土石製品 前年同月比 はれ くもり くもり くもり はれ はれ はれ くもり はれ
鉄鋼・金属 前年同月比                  
一般機器 前年同月比 はれ くもり くもり くもり くもり くもり はれ くもり くもり
その他 前年同月比 くもり あめ くもり くもり あめ くもり くもり くもり くもり

 

食料品素麺業界の景気感は、悲観的になっている。4月の気温が低く単品商品の出足が鈍い。問屋の買い入れ数の減少で在庫は増加し、5月以降の販売数量に不安材料はある。
 醤油消費税増税実行となったので、3月後半は受注増傾向であった。4月前半は、受注減で推移したが、後半は5月の連休中の在庫確保理由での増加を期待したが変化無し。前月対比8%減。
 菓子消費税アップが始まったが、特に抵抗ない。まんじゅう祭りが19日林神社で斉行され、天候も良く大勢の客で賑わった。紅白まんじゅう600組1200個を無料配布、茶席用などに500個供えられた。
繊維・ 同製品繊維連合会4月の消費税UPに伴い駆け込み・買い控えが生じると思ったが、数字的に見て変化は無かった。
木材・木製品木材連合会消費税引き上げによる影響は少しあるが、全体的には横這い状況。
 集成材駆け込み需要が終わったので、4月は売上が少し減少した。
 竹製品4月の消費税増税のための駆け込み需要か、中国製の輸入が減少した為か、わからないが2月位から注文が増加している。
印刷印刷前年度より若干の売上増があったものの、ほぼ落ち着いてきた感がある。
化学ゴムプラスチック消費税率引き上げ前の3月駆け込み需要で、4月の売上減が心配されていたが、3月の売り場在庫の補填受注が続いている。5月以降の見通しは厳しい。
窯業・土石製品生コン員外社が新たに組合加入し、正確な出荷数量を把握できるようになった。同社分を除外して前年同月比でみても約3%の増加となった。中南部のエリアでは、2桁近くの増加となっているが北部のエリアでは、ほぼ横這いとなっている。全体的には、これから停滞・減少傾向が見込まれており、それをカバーする工事の進捗は期待薄との感が強い。
 鋳物受注に関しては、依然好調を維持しているが、価格面においては低迷状態のままである。
一般機器機械全般的に仕事量は増加しているものの、原材料の高騰等により収益状況は良くない。
その他の製造業毛皮革縫製加工については、サンプル作りもほぼ終了し、受注待ちの状態となっている。なめしについては、商社が原皮の購入を控えているため、仕事量が減少している。業界全体に言えるが、円安の影響で原皮の価格が上昇しており、今後の不安となっている。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2014年4月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年同月比 くもり はれ あめ あめ あめ くもり   くもり あめ
小売業 前年同月比 くもり くもり くもり くもり あめ くもり   くもり あめ
商店街 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
サービス業 前年同月比 あめ   くもり くもり あめ くもり   くもり あめ
建設業 前年同月比 くもり   くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
運輸業 前年同月比 あめ   くもり くもり くもり くもり   くもり あめ

 

卸売業青果4月新年度は、野菜・果実とも昨年同月並の入荷量にて推移してきたが、市場価格が昨年同月比の5%程度高く、加えて消費税アップに伴う買い控えもあり、売上額は昨年同月並みであっても利益率・利益額も昨年同月比5〜6%低下している。
 水産物この時期、旬の魚のカツオやチリメン等は、海水温が低く漁場が遠くなり、水揚げ料が少なくなった。また、質が悪く例年に比べ売上が落ちた。これらの結果、対前年同月比取扱高で11.31ポイントの減、金額ベースでは3.43ポイントの減と厳しい状況となった。
 資源回収鉄スクラップは、4月の入荷は減少している。家の解体等は、消費税増税の影響などで少なくなって来ている。価格は4月に少し上昇してきたが、中頃から横這いである。古紙は変わらず入荷、価格は変化無し。非鉄金属も入荷、価格は変化無し。
小売業石油消費税増税により、ガソリン5円、軽油3円程度は、概ね転嫁することができたが、4月はガソリン減販と利幅不足による収益減少が顕著であり、前年同月比で2割近く減少している。販売数量を伸ばすために仕切原価を割るような廉売業者(県外業者)の影響により、セルフSS間で実売価格が10円前後開くなど依然不安定な状況が続いている。
 家電消費税増税で、売上の減少を見込まれたが、さほど影響も無くほぼ横這い。
 スポーツ用品4月に入り消費税8%になり、商品の流れが止まった感じである。先行きは少し厳しく4〜5月は不安を感じる。
 プロパン前年同月比で、プロパンガスの仕入価格は10円ほど高い。販売価格を上げている店が多いようだ。販売数量においては、前年同月比で大幅な変化は無いが、ガス器具の燃焼効率が良くなっているので、顧客の単位消費量は減少していく傾向。
商店街奈良市今年も4/25〜28日までの6日間「春の感謝祭大売り出し」実施、ガラポン抽選会を行った。観光客は多いようだが、抽選回数は夏や冬に比べ、多くなかった。
 橿原市期待された4月であったが、3月の駆け込み需要の反動か、今一つの感。しかし、4月陽春、アベノミクスなる景気ムードか状況は明るく5月を迎えた。
 県下全域消費税増税によって、反動が心配されていたが、一般的な商店においては買いだめがそれほどでなかった分、反動としての減少が大きかったとは言えない。しかし、一般消費者の消費マインドの冷え込みは明らかで、ならまちエリアをみても観光で歩いているのは外国人ばかりというのが、4月の状況だった。
サービス業写真消費税増税により、生活全般に緊縮状態となり、業界でも活気が見られなかった。
 情報サービス想像以上にWindowsXPのユーザーが多く、さらにInternetExplorerの脆弱性が問題になって急に新機種購入を考えた会社も多く見られた。全般的には市販ソフトや業務用ソフトを使っている企業はスムーズに消費税対策などに移行できたものの、Excelなどを使って簡易に作った納品書・請求書を使っている会社などは、消費税の移行がなかなか進まず、未だに対応に追われている所もある。
建設業鉄構受注量は、若干減少気味。但し、業界内での超繁忙事業所とあまり忙しくない事業所とに大きく2極化してきている。
 板金先月と同様、景況が相変わらず低迷しているほかには目立った動きがない。
運輸業軽貨物運送チャーターは、消費税アップによる売上ダウンを予想していたが、何とか前年実績を上回った。1〜2週間は、受注件数が減少傾向で推移したが、3週以後は回復した。ただ、3月までの製造業関連の異常ともいえる動きは落ち着いた感じである。引っ越しの売上は、前年比106.8%の実績。受注件数は前年比134%と増加したが、単価が2割程度のダウン。料金に非常にシビアなお客様が多く、少しでも安い業者を探している様子がうかがえる。
 貨物運送高速道路利用料金値上がりにより、収益状況の悪化が見込まれる。