- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2019年7月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
鉄鋼・金属 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他 前年
同月比

製造業の景況感説明

食料品 素麺 お中元ギフトの習慣も減少傾向、今年の夏は昨年の猛暑とは対照的に気温の低い日が多く販売は厳しい。来年度の生産計画の検討が必要。
繊維・ 同製品 繊維連合会 縫製業における高付加価値商品生産への転換を進めているが、人手不足が深刻で、一部外国人技能実習生に頼らざるを得ない状況。
化学ゴム プラスチック 熟練技術者の確保難が目立つ。
窯業・土石製品 生コン 出荷量は前年同月比10%増。
一般機器 機械 売上高は取引先の業種により格差がある。米中の貿易摩擦や韓国との関係に対して不安感があり、設備投資に影を落としている状況。
その他の製造業 毛皮革 なめし加工については仕事の確保が出来ず先行きも非常に厳しい。鹿革については比較的安定しているが原皮価格は高い。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2019年7月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比

非製造業の景況感説明

卸売業 青果 7月度の入荷量(野菜類)は昨年同月比90%程度。果実は概ね昨年同月比並みにとどまる。売上額は野菜が昨年同月比92%程度、果実は100%となったが、高温、多湿により野菜の不良品が多く返品率が高かった。粗利益率は昨年同月比85%程度まで落ち込む。
水産物 海水温の上昇等により入荷量が減少。また、客足も伸びず対前年同月比取扱高は93.51%と厳しい状況。
資源回収 鉄スクラップの入荷は少ない。7月の価格は下がっていたが7/5以降は横ばい。
古紙の入荷はよいが、輸出が悪いため国内の古紙は余っている。価格は近々下がる。
小売業 石油 原油価格の方向は相変わらず一定ぜず、元売の仕切り方針は週ごとに上げ下げが入れ替わる状態が続いている。販売業者にとっては、小売価格への反映のタイミングが難しい。
家電 天候不順の影響がかなり顕著として表れ、季節物商品の売れ行きが悪い結果となる。
配置薬 旧得意先の高齢化による消費量の減少。新規客の獲得難による売上の低迷による既存製品の製造廃止が拍車を掛ける状況。
スポーツ用品 消費税の10%、キャッシュレスの話題で買い控えが出てきて、店舗での売上が伸びない。
商店街 奈良市 恒例の「夏の大売り出し」を行い、ガラポン抽選会を6日間実施。前年比で500円抽選は10%減するが、3,000円抽選は10%アップする。Facebookやインスタグラムでの発信を続け、少しずつフォロワーも増えてきている。
橿原市 平成から令和と3ケ月経過したが商店街関係は余り変化なし。夏休みの動きに関心が寄せられ、インバウンドの動向と共に観光に動きがみられる。
県下全域 インバウンドなどで賑わっているが、実際の地元民や国内観光客の消費というのは芳しい状態ではない。
サービス業 写真 学校行事の撮影は例年通り行われるが、売上増には繋がらない。
旅館・ホテル 前半は天候不順により宿泊数は伸びなかったが、後半の梅雨明け後は国際申し込みが入りだし、前年並みとなった。インバウンドは、旅館により増減はあるが平均的には前年並み、宿泊単価は競争により下降傾向が続く。
広告 消費税の増税をひかえているが、駆け込み受注もみられない。
建設業 建築 消費税10%前の駆け込み需要で小規模工事(修繕、リフォーム工事)の受注が7月から増加傾向。「人手不足」と「各職専門事業者の減少」により現場の工程が予定通りに進まない。次の仕事の受注に関しても大きく影響している。
鉄構 公共工事は多いものの、現場の人手不足のため対応が難しい。ハイテンションボルトの納期問題が続いている。オリンピックの関係で大型案件が東京中心にある。
板金 酷暑の為、作業効率が落ち、売上が減少傾向。材料費(大手メーカー)の15%値上げ等があり収益が悪化。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便の受注件数は、前年比90%、売上は前年比85%。中長距離配送が前年比35%と大幅にダウン。好調に推移していた製造業・機械関係もダウンしている。
引越しの受注件数は前年をクリアするも、単価が2割弱ダウン。売上は前年比85%程度。家具・家電数点のみの移動が中心となっている。
貨物運送 日中の貿易戦争や韓国に対するフッ化水素輸出問題などで工業生産が後退しており、燃料価格の高止まりなど経営環境は厳しい。

 

景況感の動向等

県内業界景況動向

奈良県中央会では、毎月情報収集を行っています。

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