県内の景況情報(製造業)
【2024年6月】
増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下売上高 | 在庫 数量 | 販売 価格 | 取引 条件 | 収益 状況 | 資金 繰り | 設備 操業度 | 雇用 人員 | 業界の 景況 | ||
食料品 | 前年 同月比 |
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繊維・同製品 | 前年 同月比 |
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木材・木製品 | 前年 同月比 |
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出版・印刷 | 前年 同月比 |
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化学ゴム | 前年 同月比 |
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窯業・土石製品 | 前年 同月比 |
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一般機器 | 前年 同月比 |
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その他の製造業 | 前年 同月比 |
製造業の景況感説明
食料品 | 素麺 | ギフト商品の売上は、前年同月比で減少となった。物価の高騰やお中元離れが深刻化するなど、業界にとっては非常に厳しい状況が続いている。 |
繊維・ 同製品 | 繊維連合会 | 夏日が多く梅雨入りが遅れたこともあり、引き続き夏物衣料が好調で、百貨店・専門店ともに夏物需要が旺盛で先月に引き続き好調を維持している様子。業界の現況としては、多忙なメーカーがある一方で受注減少に苦しむメーカーもあり、格差が少しずつ広がっている印象を受ける。 |
化学ゴム | プラスチック | 業界では受注状況や売上利益は改善しているものの、依然として円安による材料費・エネルギーコストや為替レートの高騰が利益率の減少を引き起こしている。さらなる製品単価のアップを要求することに苦慮しており、従業員への昇給や待遇の改善ができていない状況の中で作業人材も不足している。 |
窯業・土石製品 | 生コン | 6月の出荷量は前年比26%減。 |
一般機器 | 機械 | 前月に引き続き、原材料費の高止まり、輸送費、電気・エネルギーなどの高騰に加え、人件費の上昇、さらには人手不足などにより、依然として厳しい経営を強いられている。取引企業の取引条件はやや改善されつつある。 |
その他の製造業 | 毛皮革 | 毛皮加工は定番商品の注文は入っているが、電気代などの燃料価格の高騰により、利益が圧迫している。継続して首都圏の展示会に出展しているため、問い合わせが増えている。 |
県内の景況情報(非製造業)
【2024年6月】
増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下売上高 | 在庫 数量 | 販売 価格 | 取引 条件 | 収益 状況 | 資金 繰り | 設備 操業度 | 雇用 人員 | 業界の 景況 | ||
卸売業 | 前年 同月比 |
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小売業 | 前年 同月比 |
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商店街 | 前年 同月比 |
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サービス業 | 前年 同月比 |
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建設業 | 前年 同月比 |
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運輸業 | 前年 同月比 |
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その他非製造業 | 前年 同月比 |
非製造業の景況感説明
卸売業 | 青果 | 梅雨に入り、単価の乱高下が激しい上、需給のバランスも崩れ、中旬以降は大暴落が起きている。店舗においても売上が伸びず、昨年度と比較すると95%~97%になっている。 | |||||
水産物 | 取扱高は前年度同月と比較して大きな変動はなく、材料の高騰や2024年問題、人手不足などの影響により、仕入れ状況が悪化し経営状況は厳しい状態が続いている。水産販売取引は対前年対比で鮮魚101.8%、冷凍95.5%で塩干を含めると全取引金額で96.3%となるが、コロナ前の令和元年同月と比較すると88.2%となる。 | ||||||
小売業 |
石油 | 原油高、円安のため、ガソリン価格が高騰しているが、国の補助金により大幅な上昇は抑えられている。ガソリンの販売は依然として前年同月を下回る状況が続いている。 | |||||
家電 | 今年は暑いため、昨年に比べてエアコンの売れ行きが早まった。同機種の価格を昨年と比較すると今年の方が高くなっている。また、省エネを意識した高機能なエアコンも売れている。 | ||||||
配置薬 | 円安により原材料の高騰と入荷の遅れが生じ、商品の欠品が目立つようになっている。近年では、健康な生活を維持していただくため、QOL(クオリティ オブ ライフ)の維持に役立つ商品を展開する業者も増えてきている。 | ||||||
スポーツ用品 | ボールなどの海外生産品はメーカーに商品在庫がなく、商品によっては納期が3カ月~6カ月待つ状態となり、販売の機会を逃す可能性がある。 | ||||||
プロパン | OPECの協調減産が続き、サウジアラビアとクウェートのプロパンガスの出荷量は減少しているが、イランとカタールの出荷量が増加したため、価格は前月と変わらない状況。 | ||||||
商店街 | 奈良市 | 6月に入ってもインバウンド客は変わらず好調。しかし、国内向けは減少が継続している。 | |||||
橿原市 | 蒸し暑い毎日が続き、飲食店を休憩に利用する方も多く見受けられる。医療関係では、薬の出荷調整により、卸業者から納品されない品目の薬品が多くある。 | ||||||
県下全域 | 業界の景況としては悪くはないが、今ひとつ、人々の賑わいが個々の店舗の売り上げにつながっていない。 | ||||||
サービス業 | 車整備 | 業況は、ほぼ前年並みで推移している。 | |||||
写真 | 雨の少ない梅雨の中、学校行事も順調に行われて、業界も回復しつつある。 | ||||||
旅館・ホテル | 人件費や水道光熱費の上昇により、収益は圧迫されている。6月の後半以降は、修学旅行シーズンが一段落した一方で、インバウンド客は平日週末問わず一定の割合で訪れている。特に、北部地域の奈良公園周辺に集中している。中南和を訪れる人の大半は、国内の旅行者となっている。 | ||||||
広告業 | 全体的に受注量が減少している上、人材が不足し、材料費の高騰が止まらないため、かなり苦戦している。 | ||||||
建設業 | 鉄構 | 鉄骨工事の仕事はそれなりに出始めている。しかし、全てが短い納期であり、大変苦労している。材料の値上がりが続いており、今後の動向に注視する必要がある。 | |||||
室内装飾 | 先月に引き続き、回復の見込みはない。 | ||||||
運輸業 | 軽貨物運送 | チャーター便は、製造業・建設業関連の動きが好調な動きで、長距離配送が前年比150%と伸張し、売上予測は前年比200%程度の予測。引越し便は、単身者の引越しが増加して、受注単価が前年比142.7%と伸張し、売上予測としては前年比133.8%の予測。 | |||||
貨物運送 | 働き方改革により、大手企業の関西と関東の中継点新設などに伴い、運賃が値上がりとなった。仕事量が増えた会社もあるものの、それは全体の一部に過ぎず、一般輸送の業務輸送の下請け業務に関連する業者は、景気低迷と燃料高騰で経営は苦しい状況。 | ||||||
その他非製造業 | 質屋 | 金価格は引き続き過去最高値を更新しているが、取引件数は以前ほど伸びない。ブランドバッグは旺盛な海外需要と円安によるインバウンド需要によって好調である。高級時計とダイヤモンドの相場は低調。 |