県内の景況情報(製造業)
【2023年7月】
増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下売上高 | 在庫 数量 | 販売 価格 | 取引 条件 | 収益 状況 | 資金 繰り | 設備 操業度 | 雇用 人員 | 業界の 景況 | ||
食料品 | 前年 同月比 |
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繊維・同製品 | 前年 同月比 |
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木材・木製品 | 前年 同月比 |
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出版・印刷 | 前年 同月比 |
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化学ゴム | 前年 同月比 |
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窯業・土石製品 | 前年 同月比 |
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一般機器 | 前年 同月比 |
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その他の製造業 | 前年 同月比 |
製造業の景況感説明
食料品 | 素麺 | 売上の低下を予想していたが、例年並みの販売状況であった。しかし、経費高騰のため増益にはつながらなかった。今後の原材料やエネルギー等の上昇が懸念される。 |
パン | 今後、学校給食事業は大変厳しい状況に置かれていくと思われる。 | |
繊維・ 同製品 | 繊維連合会 | 大手百貨店、専門店ともに前年実績を上回っている所が多く、夏祭りや花火大会が制限なしで再開されるなど外出機会の増加で衣料品、服飾雑貨の盛夏アイテムなどの売れ行きが好調だった様子。業界の状況としても引き続き好調を維持しているメーカーが多くあり、依然として回復傾向が見られる。 |
化学ゴム | プラスチック | 生産調整と在庫調整の影響を受け、前年よりも生産高が減少に転じている企業が増えてきている。受注量も昨年よりも減少傾向にあり、黒字幅の減少に加え収益状況がさらに悪化した厳しい状況が続いている。国内での生産数量が減少していることが懸念材料である。 |
窯業・土石製品 | 生コン | 7月の出荷量は前年比14.2%増。 |
一般機器 | 機械 | 依然として、原材料費の高止まりに加えて、輸送費、電気・エネルギー代の高騰と人件費の高騰、人手不足などにより厳しい経営を強いられている。仕事の引き合い・受注ともにやや良好であるが、電気・エネルギー代などの諸経費の高騰が収益を圧迫している。 |
その他の製造業 | 毛皮革 | 毛皮加工は来シーズンに向けて、襟巻きなどの定番商品の加工依頼が本格化してきている。鹿皮については、中国から鹿皮原皮を輸入できないので、引き続き各事業所は原皮の確保に苦労している。一方で国内の鹿皮の鞣し依頼については増加傾向にある。毛皮鞣しについては、仕事がない状態が続いている。 |
県内の景況情報(非製造業)
【2023年7月】
増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下売上高 | 在庫 数量 | 販売 価格 | 取引 条件 | 収益 状況 | 資金 繰り | 設備 操業度 | 雇用 人員 | 業界の 景況 | ||
卸売業 | 前年 同月比 |
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小売業 | 前年 同月比 |
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商店街 | 前年 同月比 |
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サービス業 | 前年 同月比 |
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建設業 | 前年 同月比 |
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運輸業 | 前年 同月比 |
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その他非製造業 | 前年 同月比 |
非製造業の景況感説明
卸売業 | 青果 | 気温の上昇に伴い、野菜(果葉類、洋菜、葉物類など)が対前年比105~108%と単価高で推移した。果実も、対前年比110~116%の単価高であった。しかし、全国各地でゲリラ豪雨が発生し、農作物にも甚大な被害が出ている。売上げの対前年比は、野菜が105%、果実が103%であった。 |
水産物 | 水産物の取扱高は徐々に戻りつつあるが、仕入価格等の物価高の影響を受け品物への価格転嫁が出来ず、利益率が下がり、経営面では厳しい状況が継続している。水産販売取引は対前年対比で鮮魚106.9%、冷凍110.0%で塩干を含めると全取引金額で106.5%となるが、コロナ前の令和元年同月と比較すると96.1%である。 | |
資源回収 | 鉄スクラップの入荷は少なく、価格の変動はなし。古紙も入荷が少なく、価格は変動していない。 | |
小売業 | 石油 | 燃料油価格変動緩和対策事業の政府補助金の減額と原油コスト上昇を受けて元売の実質仕切り価格は大幅に上昇となってきており、販売業者は転嫁値上げを急がざるを得ない状況である。 |
家電 | 異常な暑さでエアコンの需要はあったが、買い換えないで修理するお客様も多かった。また、昨年に比べて各メーカー、エアコンの供給が品切れすることがなかった。 | |
配置薬 | 真夏向け商品の動きは良く、特に、熱中症予防に向けた飲料系の引き合いは上向いている。しかし、仕入単価の上昇は未だに続き、ガソリンをはじめ、出張時の宿泊など、経費増で苦慮している。 | |
スポーツ用品 | 出入りの業者に随意契約で注文できる金額の案件まで、行政が一括で入札・見積合せをさせるケースが増えている。 | |
プロパン | 電力、都市ガスは価格高騰に対して補助されていたが、LPガスにも行政からの補助が適用されることになった。 | |
商店街 | 奈良市 | 落ち着いたいた外国人観光客は、7月に入り再度増加傾向にある。しかし、日本人観光客は酷暑のせいで少なくなっている。 |
橿原市 | コロナ感染症が5類になってから、旅行者の姿も多くみられるようになり、少し活気が戻ってきた。 | |
サービス業 | 車整備 | 前月と同様で資材、固定費の高騰が続いている。 |
写真 | 自粛解放感に浸った生活がみられる様になってきたが、業界ではなかなか実感が沸かない。 | |
旅館・ホテル | 「いまならキャンペーン」の7月末までの延長と外国人客の直前予約が増加したことで、売り上げの増加につながり、前年同月比で売上130%となった。しかし、猛暑と電気代の高騰のため光熱費が上昇し厳しい状況と従業員の不足は続いている。また、タクシーが必要な時に手配できないことや観光バスの駐車場問題と、観光バスの台数が足りない上に価格が高騰している。 | |
広告業 | 公共工事や民間工事は徐々に回復しているが、人手不足や材料費の高騰で利益確保が難しい。 | |
建設業 | 鉄構 | 仕事量は確保出来ているが、工事の単価が上がらない状況が続いている。大阪・関西万博関連の物件が遅れているのが、一気に発注が掛かると供給出来なくなるのではと思います。また、鉄骨の塗料(グレーやダークグレー)が不足気味になっている。 |
運輸業 | 軽貨物運送 | チャーター便は、比較的動いていた製造業・建設業関連も低調な動きとなり、受注件数・売上とも前年比80%強の予測。引越し便は、単身者の引越しが減少し、家具・家電の移動が中心となっている。受注件数・売上とも前年比90%程度の予測。 |
貨物運送 | 夏季休暇などを利用しての旅行、外出、買い物など経済活動の活性化が期待されたが、危険を感じる程の暑さに娯楽や外出が控えられ、期待に添う経済活動が伴わず、燃料高、物価高騰など、運輸業界全般についても明るい見通しはない。 | |
その他非製造業 | 質屋 | 旺盛な国内需要により、ブランドバッグや高級時計などの小売り商材は依然高い相場を維持している。為替相場が140円台/ドルと再び円安になってきており、海外向けのブランドジュエリーの相場が上昇傾向にある。 |