県内の景況情報(製造業)
【2023年3月】
増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下売上高 | 在庫 数量 | 販売 価格 | 取引 条件 | 収益 状況 | 資金 繰り | 設備 操業度 | 雇用 人員 | 業界の 景況 | ||
食料品 | 前年 同月比 |
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繊維・同製品 | 前年 同月比 |
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木材・木製品 | 前年 同月比 |
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出版・印刷 | 前年 同月比 |
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化学ゴム | 前年 同月比 |
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窯業・土石製品 | 前年 同月比 |
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一般機器 | 前年 同月比 |
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その他の製造業 | 前年 同月比 |
製造業の景況感説明
食料品 | 素麺 | 急に気温が上がり、素麺の製造としては非常に苦戦する状況になった。生産量の増加も見込んでいたが、高齢化や人手不足等から思うように製造できなかった。 |
繊維・ 同製品 | 繊維連合会 | 大手百貨店は9.1~22.9%の売上げ増、大手専門店も1.7~11.9%の増となっており、先月に引き続き外出ニーズの回復、春の新生活のオケージョン需要などにより好調が持続している。業界の景況感としても好調な企業が増えてきている。 |
木材・木製品 | 木材 | 年度末の3月を迎え、少しずつ荷動きの気配が上昇してきている。 |
化学ゴム | プラスチック | 売上高が増加しているものの、受注量の減少が続いている。先月よりも景況感が悪く、エネルギーコストと物価高騰による購買意欲の低下が生じ、黒字幅が大幅に減少している状況が続いている。また、エネルギーコストの高騰分を製品価格に転嫁することが出来ていないため、収益状況の改善がまだまだ望めなく、出口の見えない苦しい状況が続いている。 |
窯業・土石製品 | 生コン | 3月の出荷量は前年比105% |
一般機器 | 機械 | 依然として、原材料及び輸送費、電気・エネルギー代の高騰により、厳しい経営を強いられている。電気料金の値上げは収益を圧迫している。価格の値上げはなかなか受け入れられていないのが現状で、さらに人件費の高騰及び人手不足も課題となっている。 |
その他の製造業 | 毛皮革 | 業界全体としては、電気代や材料費の高騰により利益を圧迫しているが、それを商品価格に転嫁できている事業所は少ない。鹿皮については、SDGsへの取組で獣害対策として捕獲された鹿の皮を鞣してほしいという依頼が増えてきている。 |
県内の景況情報(非製造業)
【2023年3月】
増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下売上高 | 在庫 数量 | 販売 価格 | 取引 条件 | 収益 状況 | 資金 繰り | 設備 操業度 | 雇用 人員 | 業界の 景況 | ||
卸売業 | 前年 同月比 |
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小売業 | 前年 同月比 |
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商店街 | 前年 同月比 |
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サービス業 | 前年 同月比 |
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建設業 | 前年 同月比 |
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運輸業 | 前年 同月比 |
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その他非製造業 | 前年 同月比 |
非製造業の景況感説明
卸売業 | 青果 | 年度末に伴い在庫が減少。前年に比べて気温の上昇が早く、野菜は順調に出荷されるため、価格は安値の日が続いた。 |
水産物 | 水産物の仕入価格は原材料等の物価高の影響が未だに続いている。コロナウイルス感染対策も緩和され外出する人や観光客も増え、徐々に回復の兆しが見える。水産販売取引は対前年比で鮮魚111.1%、冷凍97.4%で塩干を含めると全体取引で103.3%となるが、コロナ前と比較すると84.2%である。 | |
資源回収 | 鉄スクラップは3月の後半から値下がっている。周囲には中国系の店が多くなり、入荷も少ない。古紙の価格は変動していないが、ドライブスルーでの回収が多くなっている。 | |
小売業 | 石油 | コロナ禍前と変わらない日常が戻りつつありますが、燃料油の販売数量は回復しきれていない。需要の減少が続くなか、収益を得るためには適正なマージンを確保する必要がある。 |
家電 | 商品の値上げや、材料価格の高止まりなどで厳しい状況が続くが、この時期は引っ越しなどによる家電需要が多かった。また、防犯意識が上がっていることもあり、モニター付きドアホンの取付が増えている。 | |
配置薬 |
顧客数減少の中で、仕入や経費の値上がりが経営を圧迫している。得意先への価格転嫁も出来ていない中で、また値上げとの情報もあり、売れ筋商品を先買いしたいがそうもいかない状況にある。 | |
スポーツ用品 | 新入生の入学準備が始まると同時に聴こえてきたのが、メーカーで商品が不足し、サイズによっては納期に間に合わないかもしれないとの不安の声がある。 | |
プロパン | 冬のLPガスの需要期が終わり価格は下落しているが、OPECが原油の供給量を減らしているため、価格の下げ幅は限られている。 | |
商店街 | 奈良市 | 国内旅行客、海外旅行客共に人出は多く、平日でもコロナ禍の土日程の人通りをみせるが、売上は物価高の影響もあるのか人出程伸びていない(飲食はのぞく)。そうしたなかでも外国人観光客は購買意欲が高い。 |
橿原市 | バスターミナルに接している駅の南側で新規に2店舗がオープン。宣伝効果も高く昼間には行列ができている状態。また、コロナの制約もゆるんだ事から3月中旬からバスターミナルには、人の流れ(旅行客も含む)が多くなっている。 | |
県下全域 | 外国人を含む観光客の数は、3月に入ってからコロナ以前に近い状況となり、土産物関係の販売も増加している。 | |
サービス業 | 車整備 | 新車の供給が緩やかに回復してきている。 |
写真 | 色々な規制が解除されて平常にかなり戻って来た様に思われる。業界では卒業式月間で来店者が増加した。 | |
旅館・ホテル | 宿泊はコロナ前を上回る状況になり、欧米及びアジア(中国本土を除く)からのお客が多く、宿泊者の9割を占める施設もある。宴会は依然としてコロナ前の15%程度である。各施設の雇用人員の不足は続いている。 | |
広告業 | 選挙関係の受注と年度末が重なり、コロナ禍前の受注量があった。 | |
建設業 | 鉄構 | 年度末のため見積もりは少ないが、夏頃までは多くの案件を控えている。しかし、材料単価の上昇気配も窺われる。施工難易度が非常に高い大きな工事物件の見積もり依頼もあるが、小規模物件の引き合いは相変わらず少ない。 |
運輸業 | 軽貨物運送 | チャーター便は、受注件数・売上とも前年比80%程度の予測。中長距離配送は前年比120%程度、伸びているもののコロナ前には及ばない状況。引越し便は、単身者の引越しが増加し、受注件数・売上とも前年比120%程度の予測。 |
貨物運送 | コロナ禍に対する行動規範も通常化に近づき、人の動きも活発化してきた。物流は決して良くないが、物価高騰、燃料高騰の影響を受けながらも横ばいで推移している。 | |
その他非製造業 | 質屋 | ブランドバックや高級時計は、海外の旺盛な取引によって相場は上昇している。ジュエリーは国内小売り需要が堅調に推移している。 |