- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2019年1月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
鉄鋼・金属 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他 前年
同月比

製造業の景況感説明(表)

食料品 素麺 暖かい日が多かったが、ようやく素麺製造に適した気候になって、順調に良質な素麺が出来ている。増産計画であるが人手不足の為に増産出来ない事業所が多くある。原料小麦粉・資材・物流コストが上昇し、収益の悪化が予想される。
繊維・ 同製品 繊維連合会 1月23日、NHK「あさイチ」での特集「靴下活用術」で、奈良県の靴下産業が「生産量日本一」と紹介され、リンキング作業している風景が映し出されたところで、組合事務所に電話がかかり、「どこで買えるのか」との問い合わせが入り、マスメディアの影響力を今ながらにして実感した。
印刷 印刷 12月は例年忙しいが、ここ2~3年は12月でも関係ない状況。1月からの用紙の値上げが始まり、それに向けて用紙の確保をしたいが、それも不足していて難しい状況。
化学ゴム プラスチック 人材確保が継続しての課題。原材料価格の上昇とともに、経営面での2大圧迫源となっている。
窯業・土石製品 生コン 出荷量は、前年同月に比8%増となった。
一般機器 機械 取引先の業種によりやや格差はあるが、概ね好調である。深刻な人手不足や原材料の高騰などが経営課題となっている。
その他の製造業 毛皮革 毛皮革業界全般に言えることは、技術者の高齢化が進んでおり、技術の承継が大きな課題となっている。TPPが発効されたことにより、関税が徐々に下げられていくことになるので、それに対する方策も講じていかなければならない。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2019年1月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比

非製造業の景況感説明(表)

卸売業 青果 1月度は、作柄もほぼ良好であったことから商品価格は昨年同月より安く、野菜・果実とも売上額は昨年同月比の約80%程度であったものの、利益額ではほぼ同程度であった。
  水産物 入荷量が減少したのに伴い、仕入価格・販売価格共に上昇したため、客足が伸びず収益が悪化した。
  資源回収 鉄スクラップ入荷は少なく、価格は値下がってきている。古紙は入荷は少なく、価格は輸出価格は良いが国内は景気は良くないので、価格は下がってきている。非鉄金属の価格は少しずつ下がっている。
小売業 石油

直近3ヶ月間で値下がり続けた元売仕切りにより、組合員SSは利益改善につながった。暖冬傾向により、灯油の販売は低調であった。

  家電 年明けの1月は、中々商品の販売・売上が伸び悩み停滞気味で厳しい。季節物商品の動きもあまりよくない感じがする。
  配置 経費が増え、利益が減少している。
  スポーツ用品 今月は、見積もりの多い月だが、ネットの影響で他企業からの参入があり、なかなか受注できないが大変である。
  プロパン LPGの仕入価格は、比較的安定した水準であり、販売価格はここ数年は変わりにくい状況である。電力・ガス自由化の中で、地場の都市ガス会社は自由化になっておらず守られている。
商店街 奈良市 今年も恒例の甘酒・飴湯の振る舞いをおこなった。天気も良く大変好評で賑わった。
  橿原市 中南和の玄関として、年末年始はイルミネーションで観光客を迎え、話題を提供し葉牡丹をプランターに植え駅周辺の商店街各所に設置した。
  県下全域 奈良市内では、初詣の賑わいがかなり遅くまで続いたようだった。今年の若草山焼きは、平城宮跡での祭りがリニューアルしたこともあって、かなりの人出があった模様。
サービス業 写真 成人式月間であったが、ほぼ前年並みの業況のスタジオが多かった。
  旅館・ホテル 1月はオフ期でもあり宿泊客が少ない中、特にインバウンドは増加したホテルに流れ、既存の和式旅館は大変厳しい状況である。
  広告業 選挙も近くなることと、年度末も重なって少し受注の伸びがみられる。
建設業 鉄構 フルハーネスの教育と着用を推進。
  板金 昨年の台風災害による復興工事による特需は8割方終了したが、また2割程度残っている。災害以外の一般工事については、新築・増改築共に低調な状態のままである。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便は、受注件数・売上とも対前年比90%強の予測。製造業・機械関連は好調に推移するも建設業関連が、やや低調な動きとなっている。引越便は、受注件数は前年比107.7%であったが、単価が126.7%と伸長し売上予測としては前年比133.3%と久々にクリアした。
  貨物運送 燃料価格は高値で推移して経営の負担になっており、更には依然として人不足の現状が続いており、採用しても免許取得のための教習期間と費用が必要な場合が見受けられ経営の負担となる。一部では、新規契約や交渉で運賃が値上がり傾向にあるが、断られて契約解除になった場合の不安もあり、一筋縄での交渉はできない。

 

景況感の動向等

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