- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2020年7月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
鉄鋼・金属 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他 前年
同月比

製造業の景況感説明

食料品 素麺 新型コロナウイルスの影響で懸念されたお中元商戦は、単品商品の巣ごもり需要から始まりギフト商品は大幅に売り上げ減を予想していたが、ネット販売などが伸長し微減の販売者が多い。
醤油 コロナ禍の状況下で、売上が向上しつつあるが、前年対比90%
菓子 新型コロナウイルスの影響により、来客数が少なく売上の減少が続いている。
繊維・ 同製品 繊維連合会 引き続き、コロナ禍による厳しい状況が続いているが、今なおマスクの生産で多忙な企業も一部に見受けられる。
木材・木製品 集成材 新型コロナウイルスより、状況はおもわしくない。
印刷 印刷 金融機関では資金が借りやすくなったが、売上は減少続き。
化学ゴム プラスチック コロナ感染症の影響は様々である。36協定ギリギリの上限稼働の企業がある一方、3労4休で稼働の企業もある。家庭用日用雑貨、容器は活況である。
窯業・土石製品 生コン 出荷量は前年同月比11%減
一般機器 機械 昨年からの資材高騰・原料高に加え、今年のコロナ禍が大きく下押し要因となり、収益が大幅に悪化傾向にある。また、8月以降さらに受注が減少する見込みの企業が増え、40%~50%減少見込みの企業もある。一方、産業界全般に波及効果が大きい自動車関連が回復傾向にあり、その部品関連の受注が増加に転じている企業も散見される。
その他の製造業 組合員各社のインライン製品については、例年、夏場は動きが鈍いが、組合員企業の共同ブランド靴事業については、新デザイン制作に向けてスタートした。
毛皮革 毛皮縫製加工・なめし・鹿革・ムートン等の商品を販売する百貨店などの営業は再開されたものの、注文の増加には繋がっていない。中国の原皮や製品などの輸出制限は続いており、今後については、かなり不透明な状態が続いている。

県内の景況情報(非製造業)

【2020年7月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比

非製造業の景況感説明

卸売業 青果 7月度は梅雨の長雨、日照時間不足等による影響で、特に、野菜類が生育不良により、商品価格の高騰、不良品も多く、返品等も発生し売上額は昨年同月比並であるが、利益率の低下にて粗利益額は昨年同月比で80%にも至っていない。
水産物 量販店との取引が増加している反面、ホテル・旅館等からの取引が減少しており、対前年同月比取扱金額は95.6%となった。
資源回収 鉄スクラップはコロナの影響で、製品加工業者の仕事が少なく、スクラップの入荷は少なく、価格も値下がっている。古紙もコロナの影響で集団回収が中止になり少ない。
小売業 石油 7月に入り、元売仕切価格の上昇が続いている。販売数量は回復してきているが、コロナウイルスの感染再拡大で先行きは不透明。
家電 梅雨の時期が思った以上長くなり、涼しい日が続いたため、エアコンの売れ行きが悪かった。

配置薬

感染症について注意喚起しながら、各自各様の営業を続けているが、売上は、業界全体ではやはり下振れしている。コロナ感染症を機に年齢的なこともあり、廃業を口にする業者もあり、組合として後継への事業承継に務めていますが、担い手不足は深刻となっている。
スポーツ用品 イベントなどが無く、在庫が多くなって値崩れが心配。メーカーの展示会もなくなり、秋冬物が不安。
プロパン コロナウイルスの影響で、イベント関連のガスの需要がほぼ無い状況になっている。
商店街 奈良市 6月下旬からの全国規模での感染者拡大の影響から危惧するも極端な人手の落ち込みはなく、週末は通常の6~7割の人手。但し、夕方の客の引きは早く夜間の人通りはかなり少ない。GoToキャンペーンスタートの4連休は、県外ナンバーの車が増え観光客思しき人も増えたが、不安も大きくなっている。
橿原市 飲食店に来客が少し戻りかけていたところ、この半月程で、また、減少傾向にある。
県下全域 6月の「もちなおし」が、7月に入って一部では逆に「ぶり返し」となって、売上の減少を招いている。「自粛緩和」で、人の移動は増えた反面、報道などでの「感染者数」が再び増えていることで、購買や飲食に繋がる客層が、動きを止めているような傾向が見られる。
サービス業 写真 学校行事も縮小され、人の往来もなかなか回復されず、業界は厳しい状況。
旅館・ホテル GoToトラベル事業が前倒しで開始され、23、24、25、26日の4連休は稼働率が8割程度に回復したものの、4連休の前後は稼働率2割程度に落ち込んでいる。邦人の動きもまだまだ低調である。
広告業 回復期待もあったが、総じて悪化している。
建設業 建築 新規住宅の受注に関しては、持ち直しの動きがみられる。リフォーム工事に関しては、感染防止の影響からお客様の都合により先延ばし、又は工事の依頼を控えている状態が目立つ。補助金活用によるコロナ感染対策の受注工事は増えている。
鉄構 見積もりの依頼は多くなったが、客先の指値は厳しくなっている。小規模物件は少しずつ出てきているが、冬以降が心配になる。
板金 住宅着戸数は大幅に落ち込む。工場等の建築も落ち込んだ状況。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便は、5月・6月と比べると戻りつつあるように感じるが、売上は前年の60%弱の予測、長距離配送も前年の半分程度の状況である。引越し便の受注件数は、前年の90%程度も単価が伸び、売上予測としては前年比130%程度の予測。
貨物運送 自動車関連部品の稼働がコロナ以前の水準に戻っていない。又、インバウンド関連商品を輸送していた会社では、業務量が大きく減少しており苦しい状況が続いている。資金繰りについては、特別融資を受けており当面は心配ない。

景況感の動向等

県内業界景況動向

奈良県中央会では、毎月情報収集を行っています。

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